信用事業を行っている兵庫県内のJAとJA兵庫信連とを併せて、「JAバンク兵庫」と総称します。

当会の概要

ごあいさつ

 平素より,私ども兵庫県信用農業協同組合連合会をお引き立ていただきまして,誠にありがとうございます。
 当会は,1948年の設立以来,農協連合会として県内JA信用事業をサポートする立場から,地域農業,関連産業への貸出,有価証券,預け金などの運用により,会員への還元と地域の発展に貢献することを使命としてまいりました。
 この度,当会への一層のご理解をいただくため,最近の業績をはじめ経営活動や業務内容をまとめたディスクロージャー誌を作成いたしました。
 最近の農業面をとりまく情勢として,コロナ禍を契機として農業への関心が高まっている一方,組合員の高齢化や正組合員の減少に加え,肥料や生産資材価格の高騰等の課題があります。
 それらの課題の解決に向けて,JAグループは,「持続可能な農業の実現」,「豊かでくらしやすい地域共生社会の実現」,「協同組合としての役割発揮」をめざす姿として,「農業者の所得増大」,「農業生産の拡大」,「地域の活性化」の3つの基本目標を実践しています。
 金融面においては,日銀が長期に及んだ大規模な金融緩和策の正常化に着手し,2024年3月に約8年間続いたマイナス金利政策を解除するなど,日本の金融政策は大きな転換点を迎えています。
 このような状況のもと,2022年度にスタートした「JAバンク兵庫中期戦略(2022年度~2024年度)」は最終年度を迎えます。今まで以上に,①収益力の向上,②コスト構造の抜本的見直し,③農業・地域への貢献,④経営健全性の確保の4つの柱に重点的に取り組んでいくことで,地域・顧客から頼りにされる「JAバンク兵庫」を目指してまいります。
 当会におきましても,中長期経営計画(2021年度~2025年度)に基づき,JAとの一体的事業運営の強化を図るほか,JAバンク兵庫全体の持続可能性確保に向けた基盤強化,事業の構造改革による効率経営の徹底に努めます。
 また,会員との連携を更に深めながら県連としての使命を果たし,会員への還元と地域の発展に貢献できるよう積極的な事業の展開に努める所存でございます。
 今後とも一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

2024年7月

福本 博之

経営管理委員会会長
福本 博之

山森 大資

代表理事理事長
山森 大資

組織概要

名称 兵庫県信用農業協同組合連合会
設立 昭和23年8月12日
出資金 2,683億円
職員数 305名(2024年4月)
事業高 貯金:5兆6,474億円(2024年3月末)※譲渡性貯金を含む
貸出:1兆718億円
有価証券:1兆4,826億円
業績 経常利益 65億円(2024年3月末)
当期利益 63億円
自己資本比率 15.94%
設立根拠法 農業協同組合法
業種 農林金融業
子会社 兵庫県協同サービス(株)
信連オフィスサービス(株)
信連ビジネスセンター(株)

組織図

組織機構図

(2022年5月23日現在)