信用事業を行っている兵庫県内のJAとJA兵庫信連とを併せて、「JAバンク兵庫」と総称します。

当会の概要

ごあいさつ

 平素より,私ども兵庫県信用農業協同組合連合会をお引き立ていただきまして,誠にありがとうございます。
 当会は,1948年の設立以来,農協連合会として県内JA信用事業をサポートする立場から,地域農業,関連産業への貸出,有価証券,預け金などの運用により,会員への還元と地域の発展に貢献することを使命としてまいりました。
 この度,当会への一層のご理解をいただくため,最近の業績をはじめ経営活動や業務内容をまとめたディスクロージャー誌を作成いたしました。
 最近の事業をとりまく情勢として,組合員の高齢化や正組合員の減少が進むなかで,JAグループに対しては,組合員の声を真摯に聴き,丁寧な対話を積み重ね,組合員の負託に応える事業モデルの変革や経営基盤の強化を図ることにより,「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」を早期に実現させる取組みを強化していくことが求められています。
 こうしたなかで,JAバンク兵庫は県内農業の活性化を目指し,農業者からの幅広い資金ニーズに対応した各種制度資金や農業関連ローンを取り扱うほか,担い手農業者への訪問活動の強化と併せてコンサルティングを実施するなど経営課題の解決策の提案に取り組みました。
 金融面においては,持続可能な事業運営の実現に向け,組合員等利用者ニーズの多様化に対応すべく,画一的な商品構成・提案方法による渉外活動からの転換を図り,お客様本位の業務運営を徹底するとともに,提案型営業に軸足を置いた取組みの定着を図りました。
 このような状況のもと,「JAバンク兵庫中期戦略(2022年度~2024年度)」の中間年度として,引き続き①収益力の向上,②コスト構造の抜本的見直し,③農業・地域への貢献,④経営健全性の確保の4つの柱に重点的に取り組んでいくことで,地域・顧客から頼りにされる「JAバンク兵庫」を目指してまいります。
 当会におきましても,中長期経営計画(2021年度~2025年度)に基づき,JAとの一体的事業運営の強化を図るほか,JAバンク兵庫全体の持続可能性確保に向けた基盤強化,事業の構造改革による効率経営・スリム化の徹底に努めます。また,会員との連携を更に深めながら県連としての使命を果たし,会員への還元と地域の発展に貢献できるよう積極的な事業の展開に努める所存でございます。
 今後とも一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

2023年7月

福本 博之

経営管理委員会会長
福本 博之

山森 大資

代表理事理事長
山森 大資

組織概要

名称 兵庫県信用農業協同組合連合会
設立 昭和23年8月12日
出資金 2,633億円
職員数 322名(2023年4月)
事業高 貯金:5兆7,861億円(2023年3月末)※譲渡性貯金を含む
貸出:1兆749億円
有価証券:1兆6,556億円
業績 経常利益 93億円(2023年3月末)
当期利益 81億円
自己資本比率 15.84%
設立根拠法 農業協同組合法
業種 農林金融業
子会社 兵庫県協同サービス(株)
信連オフィスサービス(株)
信連ビジネスセンター(株)

組織図

組織機構図

(2022年5月23日現在)